「Nowhere in blue」企画展をレクサス長良様にて、2024年11月6日より開催致します。
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「Nowhere in blue」は、自然と人間の関係性が劇的に変化する現代において、未来を想像し、「どこでもないどこか」の風景を描き出すプロジェクトです。世界的なパンデミックの記憶とコンピューターサイエンスの進化により、私たちの社会は大きく変わりつつあります。そのような変化を感じ、私は森林や庭園を頻繁に歩くようになりました。外を歩き、景色を眺める中で、テクノロジーが私たちの自然との関わりや理解をどのように変えてきたのか、またこうした変化の中でアートがどのように存在するのかについて、より深く考えるようになりました。本作品は青い映像に包まれながら、「どこでもないどこか」を想像することで、人と自然の新たな繋がりを探る試みです。
三宅砂織 MIYAKE Saori
1975年岐阜県生まれ。1999年英国Royal College of Art交換留学。2000年京都市立芸術大学大学院美術研究科修了。
私的経験と集団的記憶とを媒介する画像イメージの性質に興味を持ったことから、⼈々の眼差しに内在する「絵画的な像」を探求し多声的に浮かび上がらせることを試みている。「アーティスト・イン・ミュージアム AiM Vol.9 三宅砂織」( 岐⾩県美術館アトリエ、岐⾩、2021)、「奥能登国際芸術祭2020 +」(スズ・シアター・ミュージアム、⽯川、2021)、2010 年 VOCA 賞受賞、2016年京都府⽂化賞奨励賞受賞など。
作家:MIYAKE Saori
企画・空間構成:Lights Gallery
DMデザイン:be.design Mizuki Ando
会場:岐阜県岐阜市長良東2丁目33
会期:2024年11月6日-11月10日