exhibition 21
9/26thu, 27fri, 28sat, 29sun, 10/3thu, 4fri, 5sat, 6sun, 10thu, 11fri, 12sat, 13sun, 14mon
12:00 – 18:00
刻々と移り変わる天気。
差し込む太陽光、触感のある風、陰りをつくる雲、質感を生む湿度、響く雨。
ガラスを介して、保存された太陽光と視覚化された風。
一期一会の空間。
空合いによる微かな痕跡をこの空間で感じてください。
佐々木 類
1984年高知県生まれ。2007年に渡米し、2010年にロードアイランドスクールオブデザイン修士課程修了(アメリカ)。存在の記録や保存が可能な素材としてガラスを用い、空間と身体の相互関係の中から生まれる空間における“微かな親しみ”を探究している。2012年帰国後は、京都造形芸術大学や富山ガラス造形研究所に携わり、現在は金沢卯辰山工芸工房専門員として従事。北欧やヨーロッパを中心に多くの滞在制作招聘を受け、国内外の美術館などで展示活動を行っている。また、Jutta-Cuny Franz Memorial Award (ドイツ)やYoung Glass 2017 (デンマーク)など国外で様々な受賞をしている。2019年春にはRakow Commissionを受賞し、コーニングガラス美術館(アメリカ)に大型のインスタレーション作品が所蔵された。Museum of American Glass (アメリカ)、The Ernsting Stifungガラス美術館(ドイツ)、ロンメル市(ベルギー)、エベルトフトガラス美術館(デンマーク)、ウサギノネドコ(京都)などに作品が所蔵されている。