1984年福島県生まれ。2008年に多摩美術大学工芸学科ガラス専攻を卒業したのちスウェーデンに渡り、Konstfack(スウェーデン国立美術工芸学校)で二年間の修士過程、スウェーデン王立アカデミーで一年のプロジェクトを経て独立。ストックホルムを拠点にヨーロッパ各地、日本、アメリカ合衆国にて滞在制作や展示に参加しながら活動中。2008年からの10年間は、言葉やビザの問題に直面しながらの異国でのアイデンティティーの再構築を反映しながら、割れたガラスの破片を用いたドレスやハイヒールなど女性の装身具をモチーフにした作品を主に制作しキャリアを積んでいた。近年はより空間との関わりを重視した建築的なアプローチに挑戦している。スウェーデン国立美術館、Museum of American Glass, SUWAガラスの里美術館、三井ガーデンホテル六本木プレミアラウンジに作品が所蔵されている。