exhibition 09
ガラスの破片と光
2018.3.16Fri – 4.8Sun
Open 12:00 – 19:00
捨てられたガラスの破片を使って作られた女性的なモチーフ。それは脆く儚く官能的で作品の持つ身体性が観るものを惹きつける。数々の割れた破片は光を透過して集光、拡散、反射することで空間全体に光と影が揺らぐ。破壊と創造のプロセスに見え隠れする美しさが儚く魅惑的である。
Mafune Gonjo / 言上真舟
1984年福島生まれ。2008年に多摩美術大学工芸科ガラス専攻を卒業した後スウェーデンに渡り、Konstfack ( College of Arts, crafts and Design)にてMFA取得。その後Royal University College of Fine Artでの1年のプロジェクトを経て独立し、フリーランスのアーティストとして活動を開始。近年はストックホルムに拠点を置きながら、スウェーデン国内だけでなく、パリ、ロンドン、プラハ、アメリカ各地などで精力的に展示、アーティストインレジデンスへの参加をしている。スウェーデン国立美術館、諏訪ガラスの里美術館、アメリカのMuseum of American Glass に作品が所蔵されている。