1984年高知県生まれ。2007年に渡米し、2010年にロードアイランドスクールオブデザイン修士課程修了(アメリカ)。存在の記録や保存が可能な素材としてガラスを用い、空間と身体の相互関係の中から生まれる空間における“微かな親しみ”を探求している。2012年帰国後は、京都造形芸術大学や富山ガラス造形研究所に携わり、現在は金沢卯辰山工芸工房専門員として従事。北欧やヨーロッパを中心に様々な滞在制作招聘を受け、国内外の美術館などで展示活動を行っている。また、Jutta-Cuny Franz Memorial Award (ドイツ)、The Irvin Borowsky International Prize in Glass Art (アメリカ)、Young Glass 2017 (デンマーク)など国外で多くの受賞をしている。2019年春にはRakow Commissionを受賞し、コーニングガラス美術館(アメリカ)に大型のインスタレーション作品が永久所蔵された。また、Museum of American Glass (アメリカ)、The Ernsting Stifungガラス美術館(ドイツ)、ロンメル市(ベルギー)、 エベルトフトガラス美術館(デンマーク)、ウサギノネドコ(京都)などに作品が所蔵されている。2020年5月にアメリカのニューヨークタイムズ紙の“ Special design report” (空間と時間と素材をテーマにしたデザイン特集) において、作家としてフィーチャーされ、近年では “home: INTERIOR DESIGN”や“Architectural Digest (知るべき9人の現代ガラス作家特集) ”などでも取り上げられている。2020年以降にポートランド日本庭園(アメリカ)にて個展の開催を予定している。現在は、金沢市にて制作。
Website: https://rui-sasaki.com/home.html
Special design report: https://www.nytimes.com/2020/05/31/style/rui-sasakaint-glass-corning-museum.html
Architectural Digest: www.architecturaldigest.com/story/contemporary-glass-artists-you-need-to-know
“Subtle Intimacy” (2013) ガラス、植物と海藻(粟島)、LED h1800 x w1940 x d1980mm
“Subtle Intimacy” (2013) ガラス、植物と海藻(粟島)、LED h1800 x w1940 x d1980mm
“Weather Chandelier” (2015) ガラス、蓄光ガラス、金属、LED、太陽光、ソラーパネル
h500 x w700 x d700mm 撮影:岡村喜一郎
“Weather Project” (2015) ガラス、蓄光ガラス、太陽光 h1050 x w1300 x d750mm (机も含む)
“Liquid Sunshine” (2016) ガラス、蓄光ガラス、ソラリウムライト、人感センサー
h2300 x w5800 x d3100mm 撮影:Pal Hoff
“Liquid Sunshine” (2016) ガラス、蓄光ガラス、ソラリウムライト、人感センサー
h2300 x w5800 x d3100mm 撮影:Pal Hoff
“植物の記憶 / Residue” (2018) ガラス、植物 (2012〜2018年に国内外で採取)、LED、木材
h44 x w1465 x d 744mm 撮影:柳原良平
“植物の記憶 / Residue” (2018) ガラス、植物 (2012〜2018年に国内外で採取)、LED、木材
h44 x w1465 x d 744mm 撮影:柳原良平
“Remembering the clouds” (2019) ガラス、蓄光ガラス、雪 (スウェーデン、金沢)、UVライト、タイマー 可変撮影:Kurt Rodahl Hoppe
“Liquid Sunshine/I am a Pluviophile” (2019)
ガラス、蓄光ガラス、フルスペクトラムUVライト, 人感センサー
可変 (h 3353 x d4267 x w3658mm)
撮影:Yasushi Ichikawa (33rd Rakow Commission /コーニングガラス美術館)