exhibition 18
12:00 – 19:00
私は目に見えないものをかく
必ずどこかに存在していたはずなのに、
見えなくなってしまったものを見る
私の作品はシルクスクリーンという技法の作業工程上、
最後には「見えなくなる」ものをわざと可視化したものである
普通であれば見えないものを見えるようにする、
切り捨てられていくだけだった部分をわざと捨てずにおいておく、
違う角度からものを見ようとする
そうすることに、そこに何か意味があるのだろうかと
自問自答するためのきっかけとして私は作品を作っている
つづきりょうこ